「きんぎょ」が生まれるまで

ひとつのものが形になり、製品化(商品化)される過程はさまざまです。

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わたしの場合、発想から試作を経てデザインの決定までは、KEM工房で自分でしています。
一般的なデザインの分野では、大きな組織になるほど専門ごとに作業は分かれ、分業化が進んでいます。ですから、わたしのようなやりかたは少数派?でしょう。

それでは、最近作「きんぎょ」の場合を紹介します。

KEMの木のタマゴを抱いて毎晩寝ている子がいるそうです。木を触っていると、なぜか心が落ち着いていい気持ちになります。「子供からおとなまで、だれでも愛着がもてるかたちは?」と考えていました。 そして・・・・昔懐かしいブリキの金魚がうかんで来ました!

だいたいの大きさや形がイメージできたら、隣の木工室で、試作にかかります。

左より試作順です。目や尾の形、バランスの支点などを変えていろいろ作ります。この作業が、一番楽しい時間。

形がきまったら、図面化します。製品化しやすいように各部の寸法を調整したり、型紙を作って木取りを確認します。

さらに、木の種類を変えて作ってみます。ここまでが、KEM工房でのデザイン作業です。これからさきは、津別町木材工芸協同組合と共同ですすめます。

製品としての工場試作、価格やパッケージの検討、カタログ等の販促方法を決めてゆきます。およそ3ヶ月余りで、

手で見るシリーズ1 「きんぎょ」 完成 !

今後 このシリーズは、3~5種類になる予定です。